とあるエンジニアのライフログ

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人生にゆとりを生み出す 知の整理術

 

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

 
 
 
勉強したり、なにかを成し遂げようとするとき、闇雲に頑張ってもうまくいかないことはよくある事だ。本書はアウトプットしたり、目標をつけたり、モチベーションを上げたりするコツが凝縮されている。例えば東大や大学の教授が教える勉強術があったとしても、それは有能者だからできるんじゃ、と思うようなものはあるが、本書はちょっと抜けてる、凡人でも出来そうなメソッドが色々詰まってる。不器用で人と合わせるのが苦手で、でも世の中を生き抜くにはどうしたらいいか、というヒントが詰まってる。
 
phaさんは学校の勉強を肯定している。勉強するやり方を教わる場だと。私はどちらかというと学校の勉強が苦手で、興味あることや役に立つことしかやりたくないタチだったので、これについてはなるほどなあ、と思った。
 
勉強したり、何かの技術を得るということは尊い。それが例えば金を稼いだり、誰かに自慢できることではなくても、昨日出来なかったことが、今日できるということはとても素晴らしいことなのだ。物を買ったり消費したりすることより、自分の中の畑を耕すことが、あるいは一番幸福な事なのもしれない。