とあるエンジニアのライフログ

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甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実/中村計

今年の甲子園は花巻東・千葉翔太くんが話題をさらったようだがカット打法がありなのかなしなのかは本書を読むときっと考え方が変わると思う。甲子園に対する考え方が180度変わる、はず。カット打法について賛否両論になるのは至極当然のことで、なぜならば高校野球というものがプロ野球のそれとは異なり「教育」という要素を内包しているからにほかならない。勝負に執着することと正々堂々と勝負することをテーマに球児たちは戦っている。カット打法を否定するのも肯定するのも理解できるがそのまえに球児たちがいかなる思いでマウンドに立っているのかを知っていても損はないと思う。

甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実 (新潮文庫)

甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実 (新潮文庫)

スポーツ物はたまに読むのだが格闘技に関連するものはたいていあつい。今や売れっ子となった百田尚樹(永遠の0とかで有名)の「黄金のバンダムを破った男」も泥臭くて熱い。この題名が私は大好きだ。バンダムというものがなんだかわからなくてもそのすごさが伝わってくるのがとてもいい。

「黄金のバンタム」を破った男 (PHP文芸文庫)

「黄金のバンタム」を破った男 (PHP文芸文庫)